「フロンティアで注文するときに間違えた」「キャンセルはできるの?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
原則として注文確定後の注文のキャンセルはできませんが、条件次第ではキャンセルできる場合があります。
今回はフロンティアでキャンセルする方法や、キャンセル条件・注意点について紹介しますね。
- フロンティアでは原則キャンセル不可
- 自動キャンセルされる支払い方法や裏技を使えばキャンセルできる
- フロンティアはキャンセルによる罰金やペナルティがない
フロンティアで注文したPCをキャンセルすることは可能?


結論、フロンティアでは基本的に注文キャンセルはできません。
理由として、フロンティア公式サイトの「ご注文内容の変更・ご注文の取り消しについて」に、以下の記載があります。


販売条件に定める売買契約成立後のお客様のご都合によるご注文内容の変更、ご注文の取り消しは原則としてお受けできません。予めご了承ください。

そんなこと言ってもキャンセルしたいよ…
…ただし、例外もあります。
それは次項で詳しく解説する「販売条件に定める売買契約」です。
販売条件に定める売買契約とキャンセルとの関係性




まず「販売条件に定める売買契約」がどういうものなのかを簡単にまとめてみました。
- 「販売条件に定める売買契約」とは、フロンティアとユーザーとの間で締結される売買契約のこと
- フロンティア商品やそれらに付随するサービス、フロンティアで取り扱う他社商品の全てに適用される
つまり、購入者とフロンティア間で交わした商品購入時のルール・約束とでも言いましょうか。
・約束を破ってしまっては迷惑が掛かるので、基本的には注文キャンセルが出来ないよ!
・契約が成立する条件とか支払い方法とか書いとくからよーく読んでね!
みたいなことが長々と書かれております。(丁寧に書かれております!)
裏を返すと、売買契約が結ばれる前ならキャンセルができるということです。したがって、販売条件に定められた契約成立の時期が過ぎているかどうかが重要になります。
選択した支払い状況に応じてキャンセル可否が変わってくる、フロンティアの販売条件に定められた契約成立の時期は、選択した支払い状況によって異なります。
具体的には、以下の時期に売買契約が成立します。
決済方法 | 売買契約の成立時期 |
---|---|
銀行振込 コンビニ決済(番号方式) PayPay決済 Amazon Pay決済 | フロンティアが入金を確認した時 |
クレジットカード決済 | フロンティアがカード会社からの通知を受領した時 |
ショッピングクレジット(分割払い・残価 設定クレジット) | 購入者とジャックスの間で契約が成立した時 |
代金引換 | フロンティアが購入申込みを受諾した時 |
あと払い(ペイディ) | 購入者とPaidyの間で契約が成立した時 |
選択した支払い状況に応じてキャンセル可否が変わってくる
つまり、フロンティアでは選択した支払い状況に応じて、キャンセル可否が変わってくるということです。
キャンセルできる支払い方法
フロンティアでは「銀行振込」や「コンビニ決済」を選んだ場合、期日までに入金をしなければ自動キャンセルとなります。
- 銀行振込
- コンビニ決済
銀行振込(前払い)




銀行振込やATM決済(前払い)は、フロンティア側がユーザーの入金を確認した時点で売買契約が成立します。
フロンティア側が入金を確認した時点で正式に受注となり、その後製造を開始します。
注文日より数えて1週間以内に入金が無かった時点で、フロンティア側は注文をキャンセル扱いするため、結果としてキャンセルが可能です。



注文後にお金を振り込む系は、入金さえしなければ注文キャンセルになるんだね!
コンビニ決済(番号方式)






上記同様、フロンティア側がユーザーの入金を確認した時点で売買契約が成立します。
支払い期限が過ぎても入金が確認できなかった場合は注文がキャンセル扱いとなりますよ。



ただしこちらの決済方法は、300,000円以上の商品購入には対応していないので注意が必要です。
フロンティア側にミスがあった場合はキャンセル可能
例えば商品ページに記載されている金額やパーツ構成に誤記があった場合、フロンティア側の判断により商品の正しい情報を改めて提示してくれます。
その上で購入申し込みがない場合は、自動的に注文キャンセルとなるようです。
他社でも割と発生しているこの事案ですが、お得なキャンペーンやセール時に起こりやすいので注意が必要です。
裏技:支払い方法を変更したいと伝えてキャンセルする
フロンティアでは原則キャンセルを受け付けていませんが、支払い方法の変更は受け付けています。
電話にて支払い方法を変更したい旨を伝えると、8つの支払い方法全てでキャンセル対応してくれますよ。



全部の支払い方法をキャンセルできるだって?!もうこれでいいじゃん!
ただしこちらの方法はあくまで支払い方法を変更する際の方法です。
キャンセルしてもらった後に別の支払方法で購入をしないなど、こちらの方法を悪用すると、最悪ペナルティが課せられる可能性もあるので悪用厳禁となります。



フロンティア側が製品を購入する方に善意で対応してくれているに過ぎません。絶対に悪用は止めてくださいね。
フロンティアに支払い方法変更を行いたい旨を伝える【フロンティア公式】>>>
詳しい方法は以下の記事で紹介しているので、参考にしてみてください。


フロンティアで注文キャンセルを行う方法・流れ
具体的な方法は電話・メールの2種類となっており、どちらもまずは「キャンセル可否」を問い合わせる必要があります。



支払い方法や条件によって変わって来るんだよね!
入金確認された場合はキャンセル不可となってしまいます。
現在ご自身のキャンセル可否ステータスがどうなっているか、フロンティア公式カスタマーセンターに問い合わせてみましょう。








電話・メールどちらもで良いのでフロンティアに問い合わせましょう。
すぐにキャンセルしたい方は、繋がりやすい時間帯の13:00~16:00頃を目安に電話で問い合わせるのをおすすめします。
TEL :050-5526-8318
10:00~19:00(年末年始、弊社指定日は除く)




販売条件に定める売買契約確定前ならキャンセルも再注文も可能です!



注文キャンセルって大変なんだね…



会社の存続・従業員の生活が掛かっておりますからね…
注文キャンセルに関しては、販売条件に定める売買契約が確定前か後かでその後の流れが大きく変化します。
フロンティアからの確認メールや売買契約確定メッセージが来ていないかよく確認しておきましょう。




こちらは実際にお問い合わせをした際のメール。
何はともあれ、注文をキャンセルしたいと思ったら少しでも早く行動することが重要だと感じました。
- 販売条件に定める売買契約「確定前」→カスタマーサポートに相談。すんなり注文キャンセルが出来る。
- 販売条件に定める売買契約「確定後」→カスタマーサポートに要相談。ペナルティが課せられる事も覚悟。
フロンティアで注文キャンセルする際の注意点




注文キャンセルの条件や可否について理解を深めたところで、ここからは注文キャンセルにおける注意点を紹介します。
他社の恐ろしい?前例も含め、注文キャンセルにはどのようなリスクが潜んでいるかを実感してください…。
「返品・交換」と「注文キャンセル」を混同しないよう注意!
- フロンティアは原則製品の返品・返金には応じない
- 製品に不具合がある場合に限り、製品到着後14日以内に同等の製品と交換可能
- キャンセルは自分都合のためできない可能性もある
まず原則として、フロンティアは購入品の返品や返金には応じておりません。
ですが商品到着時に何かしらの不具合があった場合に限り、到達後14日以内であれば同等の機能を有するものと交換することができます。



このタイミングでキャンセルできないのかな??
残念ながら、フロンティアが対応してくれるのは同程度スペック機との交換のみですので、どさくさに紛れてキャンセルに持ち込むことは出来ません。
また、返品・交換と違いキャンセルは完全に自己都合のため、対応してくれない可能性もあるので注意しましょう。



交換や返品とキャンセルは別物と言う事です。混ざらないように気を付けてください。
ちなみに交換にも一定の条件があり、下記のリスト内容では対象外となりますので要注意です。
- 保証対象でない故障や障害の場合
- 注文間違いである場合
- 本体および付属品に着荷時障害でない破損、傷みや汚れがある場合
- 提供済みのサービスである場合
- 商品の仕様である場合
- 付属品等の欠品がある場合
まとめ
- 製造開始後の注文キャンセルは基本的に不可能。
- 販売条件に定める売買契約「確定前」なら注文キャンセルが可能!(入金前・組み立て開始前など)
- 注文キャンセルは迅速に!電話かメールが基本となる。
個人的な感想としては、とにかく注文キャンセルしたいと感じたら即座にカスタマーサポートにお問い合わせするのが吉だと感じました。
今回は平日の14時頃にメールでのお問い合わせを試しましたが、なんと当日中に迅速なご返信をいただきました!
しかし、入金が確定してしまうとキャンセルが出来なくなるため、速やかにカスタマーサポートへ連絡しましょう。