大容量の64GBメモリや高性能CPUを搭載した、ASUSのビジネスパーソン向けノートPCの「ExpertBook P3(PM3406CKA)」。
ビジネス向け独自機能も優秀で、性能・コスパのバランスが抜群の製品に仕上がっています。
本記事では、スペック表を見ただけでは伝わりづらい本製品の魅力を徹底的にレビューしていきます。
- マルチタスクやメモリ容量を多く必要とする作業をする方
- さまざまなビジネスシーンに馴染むノートパソコンを求めている方
- ビジネス向けの独自機能を魅力的に感じる方
ASUS ExpertBook P3(PM3406CKA)の概要


| OS | Windows 11 Pro |
| ディスプレイ | 14インチ 1,920×1,200 |
| CPU | AMD Ryzen AI7 350 |
| GPU | 内蔵GPU(Radeon 860M) |
| メモリ | 64GB |
| SSD | 1TB |
| サイズ | 幅312.77mm×奥行227.1mm×高さ18mm |
| 重量 | 約1.46kg |
| 価格 | 今なら30,000円OFFで ¥ 149,800円 ※2025年12月時点での価格 |
一般的なビジネスノートだと、16GB・32GBのメモリを搭載していることが多い中、本製品は最初から64GBもの大容量メモリを搭載しているのが特徴的です。
メモリ以外のパーツも全体的に高水準なものを使用していながら、価格は約15万円と比較的抑えられています。
メモリ容量を多く必要としつつ、コスパの高いビジネスノートPCを求める方におすすめのPCと言えるでしょう。
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- 64GBの大容量メモリを搭載
- 全体的にスペックが高く動作が快適
- ビジネスシーンで役に立つASUS独自の機能を搭載
- Copilot+PCではあるがNPUの活かし方が難しい
外観(デザイン)・大きさ・重さ
外観(デザイン)




ビジネスシーンでの使用を想定されたモデルだけあって、周囲に自然と溶け込む落ち着いたデザインが印象的です。




全体は上品なグレーで統一され、天板・背面・裏面などに「EXPERTBOOK」のロゴや刻印が控えめに配置されています。
全体的にはクールでスタイリッシュな印象ですが、配置されたロゴの質感が絶妙で、硬すぎずスマートな雰囲気を演出しています。




職場での使用はもちろん、外部との商談や出張先など、さまざまなビジネスシーンにも自然に馴染むデザインで、TPOを問わず安心して使える1台といえるでしょう。



無機質になりがちなビジネスノートの中でも味を感じる仕上がりです
大きさ・重さ




重さは約1.46kgと重くはないですが、すごく軽いというほどでもありません。




大きさも一般的な14インチサイズのノートパソコンと同じなので、ビジネスバッグにも難なく入ります。
大きさ・重さからして、持ち運びのしやすさは一般的なノートパソコンと特に差はないかなという印象です。
付属品




付属品には電源ケーブルと説明書類が付属していました。
電源には90Wのものが使用されています。




付属の電源ケーブルを使わずとも、USB Type-Cケーブルがあれば本製品は充電可能です。
しかし、ワット数の関係で低速充電になってしまうこともあります。
USB Type-Cケーブルさえあれば充電できるのは使い勝手もよくメリットである一方、急速充電にこだわるのであれば付属の電源ケーブルを使うといいでしょう。



イヤバズ編集部が普段使ってるUSB Type-Cケーブルを使うとワット数が足らず、低速充電になってしまいました。
キーボード




キーボードはもともと英字配列だったものを、エンターキーやスペースキーを改造して日本語配列に変換したタイプのものとなっています。
とくに使いづらいというわけではありませんが、人によってはこのタイプのキーボードがデザイン的に苦手な方もいると思うので、選ぶ際には気を付けてください。
打鍵感は心地良く音も静かなので、周囲に打鍵音が迷惑になるようなことは少ないでしょう。




普段使いや会議中にも使用頻度の高い音量周りのキーには、目立ちやすいよう青色のアクセントが施されています。



右上に電元ボタンがあるけど、誤操作しなさそう?



電元ボタンはほかのボタンよりも固めになってるので、誤操作の心配はないかと思います。
タッチパッド




タッチパッドはとても大きく、摩擦感もちょうどよくて使いやすいです。
設定でオフにもできますが、タッチパッドの両端を上下に触ることで、音量・画面の明るさを調整できるのも便利ですね。
ここらへんのショートカットは誤操作の原因になるのでは?と思ったものの、タッチパッドが大きいおかげで誤操作することはまずなかったです。
ディスプレイ




画面サイズは14インチ、解像度は1,920×1,200の非光沢ディスプレイです。
最近のノートパソコンでは主流となっている画面サイズと解像度の組み合わせで、作業と持ち運びのしやすさのバランスが取れています。
画面の発色・色合いも自然で違和感がなく、非光沢のため映り込みも少なく作業がしやすいです。
バッテリー性能
本機のバッテリー性能を確かめるために「100%充電状態」から「Yotubeを1時間再生」し検証してみました。
結果、1時間で「100%」から「91%」になったので、約9%の消費となりました。
動画再生だけであれば約11時間は持つ計算です。
しかも公式サイトの紹介によると、アイドル時であれば最大21時間ほどバッテリーが持つとのこと。
しかもUSB Type-C電源があればどこでも充電可能なことを考えると、バッテリー周りで困ることはなさそうですね。
インターフェース




端子はPCの両側面にまとめられています。
左側面
- USB3.2 Type-C/Gen2×2
- USB3.2 Type-A/Gen1
- HDMI
- ヘッドセットコンボジャック
右側面
- USB3.2 Type-A/Gen1
- 有線LANポート
- Kensingtonナノセキュリティスロット
USB端子はType-A・Cどちらも2本ずつ備わっているので必要十分でしょう。
Type-Aに関しては両側面に搭載していることもあり、使い勝手も良いですね。
LANポートも搭載しているので、インターフェース面に関しては特に不満はありません。
CPU・GPU・SSD性能
CPU(AMD Ryzen AI 350)
AMD Ryzen AI 350は、2025年に登場したZen5世代のNPU搭載CPUです。
主な特徴としてはNPU性能が高い点で、NPU性能は最大50TOPSとかなり高め。
Copilto+PCの要件はもちろん満たしていて、NPU性能を重視する方にとっては非常にマッチしたCPUとなっています。
シングルコア・マルチコア性能も比較的高く、搭載しているPCの価格も控えめということもあり、コスパが高く優秀なCPUです。
GPU(Radeon 860M)
AMD Ryzen AI 350に内蔵されているGPU「Radeon 860M」の評価ですが、CPU内蔵グラフィックスと比べると比較的優秀です。
動画鑑賞や普段使い、簡単な動画・写真編集などはストレスなく快適に動かせます。
とはいえ、やはりCPU内蔵GPUのパワーには限界があり、ゲームをサクサク表示させるほどのパワーは持ち合わせていませんので注意。



本製品はビジネスノートパソコンということもあり、ゲームをされる方は少ないでしょう。
SSD




| 読み込み速度(Read) | 書き出し速度(Write) |
|---|---|
| 6,995MB | 6,081MB |
この数値の優劣に関しては、下記の表を参考にしてみてください。
| ゲーム利用時の動作性 | |
|---|---|
| 5,000MB/s以上 (NVMe Gen4) | とても快適 |
| 1,500MB/s以上 (NVMe Gen3) | 快適 |
| 500MB/s以上 (SATA3) | やや快適 |
| 300MB/s以下 (HDD) | 不快(軽いゲームなら問題なし) |
メモリやSSDが高騰している中でも、高品質なSSDを搭載しているおかげか「とても快適」を上回る数値となりました。
PCの起動やソフトの立ち上げなどどの動作もスムーズで、ストレスフリーな使い心地です。
各ソフトの動作性について
| デスクワーク効率系ソフト | ||
![]() ![]() Word | ![]() ![]() Excel | ![]() ![]() PowerPoint |
| ◎ | ◎ | ◎ |
| クリエイティブ系ソフト(イラスト・画像) | ||
![]() ![]() CLIP STUDIO PAINT | ![]() ![]() Photoshop | ![]() ![]() Illustrator |
| ◎ | 〇 | 〇 |
| クリエイティブ系ソフト(動画編集・3D) | ||
![]() ![]() Premiere Pro | ![]() ![]() After Effects | ![]() ![]() blender |
| △ | × | × |
ビジネスシーンでよく使うOffice系ソフトはストレスなく快適に利用できます。
比較的軽めな画像・動画編集ソフトも動かすことは可能ですが、GPU性能を必要とする重めの動画編集・3Dソフトはやや厳しいです。
言い換えると、重めのクリエイティブソフト以外であれば快適に動きます。
高性能CPUに加え大容量メモリも搭載しているため、複数の処理を同時に動かすマルチタスクも余裕でこなしてくれますよ。
発熱






ビジネスシーンでの利用を想定し、複数のオフィスソフトやサイトを立ち上げ、さらに動画再生中の温度を測定した結果、各部の最高温度は以下のようになりました。
| 表面温度 | 背面温度 | 裏面温度 |
|---|---|---|
| 28.5度 | 26.6度 | 29.0度 |
室温が約20度前後と涼しい環境で利用していたこともありますが、いずれも30度以下となり、大きく発熱していないことがわかると思います。
夏場であればもう少し発熱するかもしれませんが、使用に影響が出るほどの発熱はしなさそうです。
結果、冷却性能はかなり優れているPCということがわかりました。
静音性




発熱計測と同様にビジネスシーンでの利用を想定し、複数のオフィスソフトやサイトを立ち上げ、さらに動画再生中(ミュートで)の騒音レベルを計測しました。
結果、21.8dBとほぼ無音レベルの数値に。
実際いくらソフトを立ち上げてもファン音や動作音が大きくなることはなく、静音性能もかなり優れていることがわかりました。
冷却性能・静音性能に優れたPCを求めている方にはぴったりな製品と言えるでしょう。
ASUS ExpertBook P3(PM3406CKA)の良かった点




ASUS ExpertBook P3(PM3406CKA)は、使っていて不満を感じる部分がない完成度の高いビジネスノートPCです。
ビジネス向けの独自機能はどれも使いやすく、ビジネスパーソンにはとてもありがたい機能でした。
AIミーティング議事録
AIミーティング議事録では、会議中の音声を録音し、録音したファイルやその他の取り込んだ音声ファイルの音声を文字起こししてくれるツールです。




さらに文字起こしした音声を要約してくれる機能もついているので、話した内容を後から見返すのにとても便利なツールとなっています。
個人的に、このツールが最もASUSのビジネスツールの中で汎用性に優れ、便利なツールだと思います。
AI翻訳字幕
こちらの機能では、リアルタイムで音声を翻訳してくれる機能です。




ただ何度か使用してみたところ、音声の読み取り精度がやや弱めでした。
100%信用できるものではありませんが、とりあえず使っておけば役に立つシーンもあるかもしれませんね。
動画の透かし
動画の透かし機能では、ビデオ通話をする際、相手に送るカメラ映像に透かしを表示する機能です。




ビジネスシーンのビデオ会議では、自分の肩書きやメールアドレスなどの情報を画面の端に表示し、会議を行うという方も多いのではないでしょうか。
これらの設定を簡単に行え、表示もワンボタンでできてしまう機能です。







この機能を使わなくとも表示はできますが、簡単に作成でき、切り替えも手軽なのが本機能の魅力です。
画面の透かし
画面の透かし機能は、ビデオ会議中に「画面共有」をする際、その画面に透かしを入れられる機能です。




機密の文書などを画面共有する際などに、こういった透かし機能があると便利です。




CPU性能は高く、メモリ容量も64GBと十分すぎるスペック。
バッテリー持続時間も長く、落ち着いたデザインはビジネスシーンによく映えます。
これだけの性能と仕上がりでありながら、価格は約15万円。
同じCPUを搭載した他社製品と比べても、ExpertBook P3はかなりコストパフォーマンスに優れたモデルといえます。
総じて、高品質でコスパの良いビジネスノートを探している方には、非常におすすめできる1台です。
ASUS ExpertBook P3(PM3406CKA)の微妙だった点




不満点自体はないものの、やや惜しく感じるのはNPUの存在です。
本製品に搭載されているNPUは非常に高性能ですが、その性能を活かせる実用的なソフトがまだ少ないのが実情です。
ASUSの独自ビジネスソフトもいくつか試したものの、NPU使用率は0のままで、うまく活用されてない印象を受けました。
今後、NPUを積極的に活用するアプリや機能が増えてくれば、本製品の真価がより発揮されるはずです。
とはいえ、現時点ではその活かしどころが見つからない点が、少しもったいなく感じました。
ASUS ExpertBook P3(PM3406CKA)のまとめ


- 64GBもの大容量メモリを搭載
- 全体的にスペックが高く動作が快適
- ビジネスシーンで役に立つASUS独自の機能を搭載
- Copilot+PCではあるがNPUの活かし方が難しい
ASUS ExpertBook P3(PM3406CKA)は、64GBメモリや高性能CPUを搭載した完成度の高いビジネスノートPCです。
とくにマルチタスクやメモリ容量を多く必要とする作業をするビジネスパーソンの強い相棒となってくれるでしょう。
静音性・冷却性にも優れ、快適な作業環境を支えてくれます。
気になった方はASUSの公式サイトでチェックしてみてくださいね。

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